ソフトウェアエンジニアの日常の雑記

日々思ったことをまとめます

MyBatisが色々てんこ盛りになっていい感じになっている件

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久しぶりにSpringBootの環境構築をやろうかと思い、ORMをどうするか選定していたところ、MyBatisが結構進化していたので、メモ。

MyBatis3DynamicSql

こんな感じでかけます。

        List<TableCode> records = mapper.selectByExample()
                .where(id, isEqualTo(3))
                .build()
                .execute();       

        List<TableCode> records = mapper.selectByExample()
                .where(id, isEqualTo(3))
                .or(description, isLike("f%"))
                .build()
                .execute();    

        List<TableCode> records = mapper.selectByExample()
                .where(id, isLessThan(10), and(description, isEqualTo("foo")))
                .or(description, isLike("b%"))
                .orderBy(id.descending())
                .build()
                .execute(); 

JOOQみたいに、タイプセーフでSQLがかけるのはとてもすごい進化だと思います。

FreeMarker Tempalte

前に書いたとおりのFreeMarker Templateは健在。XMLがいやでFreeMarkerにしたけど、複雑なクエリはやはりJavaコードじゃなくて、素のSQLの方がいいイメージなので、継続して使用します。

select
 *
from
  sample_table
where
  id = &lt;@p name=&quot;param.id&quot; /&gt;

&lt;pre&gt;&lt;code&gt;こんな感じでかける。

from句とかを別のftlファイルにして、includeして使うことも可能です。


## Thymeleaf Template
Doma2とかでやっている2WaySQLがThymeleaf Templateで実現している。Doma2より書き方は野暮ったいけど、一応2waySQLはできる。

&lt;/code&gt;&lt;/pre&gt;

SELECT * FROM names
  WHERE 1 = 1
  /&lt;em&gt;[# th:if=&quot;${not #lists.isEmpty(ids)}&quot;]&lt;/em&gt;/
    AND id IN (/&lt;em&gt;[# mb:p=&quot;ids&quot;]&lt;/em&gt;/ 1 /&lt;em&gt;[/]&lt;/em&gt;/)
  /&lt;em&gt;[/]&lt;/em&gt;/
  ORDER BY id

MyBatis Migrate

これは前からあったみたいなんだが、Flywayの陰に隠れて知らなかった。 機能的には十分っぽいので、試してみる。

詳細 => https://mybatis.org/migrations/

Mybatis Log Plugin (Intellijのみ)

これがあると、条件分岐があって、引数のバインドが全部終わったSQLを出力してくれるので、デバッグに便利です。 必需品かと思います。(Domaは標準でありますが)

https://plugins.jetbrains.com/plugin/10065-mybatis-log-plugin

NginxのCache設定

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Nginx + SpringBoot の構成で環境を構築している。

まだ、静的ファイル(.css,.js,.jpg,.gif,.map) はCDNを使わない感じでなんとでもなる規模だが、アクセス数が増えていくと、ちょっとSpringBootだけだとレスポンスが遅くなってきたので、対策する。

静的ファイルはSpringBootで返して、Nginxでキャッシュする設定にする。

SpringBootは設定は特になし。

Nginxに下記の設定を行う。


server { location / { // 省略 proxy_ignore_headers Cache-Control Expires; proxy_cache cachezone; proxy_cache_valid 404 5m; // 省略 add_header X-Cache $upstream_cache_status [always]; } }

proxy_ignore_headers Cache-Control Expires; この設定が必要です。

キャッシュがヒットしてるかどうかは、add_header で確認できますが、HTTPステータスが正常系しか動作しません。 add_headeralways をつけると、どのHTTPステータスでもでてくので、確認できます。

このようにすると、ある程度の規模までは、CDN使わずに、サクサクいけます。 最近ではHTTP/2でコネクション数の上限もほとんど気にしなくていいですし。

IntelliJでNuxt.jsのdebugできるようにする(chrome/opera)

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IntelliJでNuxt.jsをdebug(breakpoint)できるようにしたくて、設定するメモ。

nuxt.config.jsを変更する

下記の3行を追加する


extend(config, ctx) { if (ctx.isDev && ctx.isClient) { //追加 config.devtool = 'eval-source-map' //追加 } //追加 // 省略 }

$ npm run dev を実行する

Chromeプラグインをインストールする

下記のプラグインをインストールする

https://chrome.google.com/webstore/detail/jetbrains-ide-support/hmhgeddbohgjknpmjagkdomcpobmllji?hl=ja

インストール後にデバッグするタブで下記のアイコンを右クリックする

その後、inspect in IDEA をクリックする

下記のバーがでてきたらデバッグモードになる

breakpointを貼って、そのURLまで遷移すれば、ステップ実行ができるようになります。

IntellijのNuxt.jsでimportのailiasを設定したい

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Intellijのvueとかjsのサポートがかなりよくなってきたので、1IDEで完結した欲求がでてきました。 vscodeだとある程度勝手に認識してくれるんだけど、Intellijはできないみたいで設定してあげる必要がある模様。

nuxt.config.jp

module.exports = {
  resolve: {
    extensions: ['.js', '.json', '.vue', '.ts'],
    root: path.resolve(__dirname),
    alias: {
      '@core': path.resolve(__dirname + '/src_core'),
      '@web': path.resolve(__dirname + '/src_web'),
    }
    // 省略
  },

このrootaliasを追加すればいける模様。(resolveを書いてなかったらそれも追加で)

import sampleRepos from "@core/modules/repository/sampleRepos
import samplePage from "@web/modules/repository/samplePage

これがジャンプできるようになる。便利

Intellijでdebug実行すると warning: Sharing is only supported for boot loader classes because bootstrap classpath has been appended

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warning: Sharing is only supported for boot loader classes because bootstrap classpath has been appended

ブートストラップクラスパスが追加されているため、共有はブートローダークラスでのみサポートされます

ということらしいが、intellijでしか警告がでない。

Intellij Idea > preference > Build, Execution,Deployment > Async Stack TraceInstrumenting agent をunlockすれば、でなくなる。

intellijでdebugするとこの警告がでてくる warning: forcing TieredStopAtLevel to full optimization because JVMCI is enabled

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OpenJDK 64-Bit GraalVM CE 19.3.0 warning: forcing TieredStopAtLevel to full optimization because JVMCI is enabled

JVMCIが有効になっているため、TieredStopAtLevelを完全に最適化する こういうことらしいが、gradle bootRun では発生しない。Intellijで発生する。

IntelliJの設定かなにかだろうと思い設定を確認

Run/Debug Configurations の中に Enable launch optimization があり、これをunlockすると警告がでなくなった

Vue.jsのcomputedで引数を使いたい

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Vuejsで便利なcomputedですけど、引数取りたいって思うタイミングがあり検証。 ちなみに引数とりたいタイミングは、ループでテーブル作成してるときとかです。

lambda式(アロー関数)を使えばできました。

<template>
  <div id="app">
    <p>sample('a'):{{sample('a')}}</p>  // <- 使用箇所
    <p>sample('r'):{{sample('r')}}</p>  // <- 使用箇所
  </div>
</template>

<script>
export default {
  name: "App",
  computed: {
    sample() {
      return r => r === "a";   // <-  ここでアロー関数を実行
    }
  }
};
</script>

出力結果はこちら。

sample('a'):true

sample('r'):false

computed特有のキャッシュ等が効かないらしいけど、methodとwatchでやるんだったらあんまりかわらなくて、computedですっきりかけた方がいいかなと思うので採用します。