ソフトウェアエンジニアの日常の雑記

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"ダブルミッション"を見て

ジャッキーチェン30周年ということで、現在56歳のジャッキーの最新作"ダブルミッション"を見てきた。この人の映画は、舞台が香港だろうがハリウッドだろうがロシアだろうが、いつも一本調子である。よく言えば、期待(?)を裏切らない香港映画に必ず仕上がるのはさすがだと思う。
今回のストーリも、スパイの仕事をして、引退して平和な生活を送ろうとしていたところ、スパイ現役時に捕まえたやつに絡まれるというどこか聞いたことのあるような設定とストーリだが、これが見事香港アクションに仕上がっている。笑いが起こるアクションだが、ジョンウーみたいなワイヤーアクションバリバリ使ってますみたいな感じには見えないところはおそらくジャッキーのこだわりなんだろう。
あと、ジャッキーの映画は割と短い。今では映画は2時間超が当たり前となりつつあるが、ジャッキーの映画は長くても100分超。この作品も92分と他の作品と比べても30分短い。私はこのことを結構評価していて、最近の映画は無駄に長かったりして見ててうんざりすることがある(中には2時間に感じさせないものもあるが)。ちょっと物足りないくらいがちょうどよく、ジャッキーの映画は多くの場合これに当てはまると思う。
色々書いたが、ジャッキーも56歳になって未だ現役なのは嬉しいことだが、香港アクションをやる後輩が育っていないことが心配である。