ソフトウェアエンジニアの日常の雑記

日々思ったことをまとめます

GOEMON

紀里谷映画は「キャシャーン」以来だなーと思い、ストーリー等はあまり好きじゃなかった(というか良く分からなかった)が、映像美というものは、とても斬新でよかったという印象だったので、今回も奮起して見てみた。

  • ストーリー・・・歴史の新解釈とあるが、パラレルワールドな感じだった。話もかなり作りこまれていたので、あってもよいパラレルワールドだなーと共感が持てた。
  • 映像・・・映像美は、紀里谷ワールドが健在でさらに磨きがかかった感じである。アクションシーンのスピードも爽快感を失わない程度にスローで見せ場をつくったりなど、キャシャーンでかなり言われたのかなーと思うくらい改善がなされている。あとは、「キャシャーン」では、全体的にダークな色使いだったが、今作では、色が踊っているという表現があっているくらい色彩豊かな映像美となっている。
  • 見せ方・・・過去の回想シーン等の演出も人の記憶に近いのでは?と思わせる。よくあるのは、録画してそれを再生したんじゃないかくらい鮮明な回想シーンだが、紀里谷氏の回想シーンは、全体的に白っぽく余計なものがほとんどない。

実は、あまり期待はしていなかったが、2時間があっという間だった作品だった。もう一度見ても楽しい作品かもしれない。キャシャーンが好きじゃなくて、いかないと決めている人がいたら、行くことをオススメする。