ソフトウェアエンジニアの日常の雑記

日々思ったことをまとめます

"告白"を見て

邦画(アニメじゃないやつ)を久々に見た。テーマは"命"と"復讐"。テーマは重たい作品だったが、主要登場人物の視線でそのテーマがひとつの出来事を中心に語られる手法で話が展開される(これは原作どおりかな?)。展開は、大体読めていたのですが、その見せ方は中島監督のこだわりを感じた(やたらスローモーションが多かった気はするが)。展開もテンポよくストレスなく作品を楽しめたと思う。
見終わった後の感想は、各々感じ方が違う(超大作のようなおもしろかったーとかではない)だろうし、受け止め方もその人の今までの経験に左右される作品だと思う。私は、この作品からは"復讐"よりも"命"というものを見つめ直させられた。おそらく原作者も監督も"復讐"を通して"命"を感じて欲しかったのだろうと思う。まぁ見事に仕掛け人の策にハマってる自分が単純だなーと思うが、これはこれで大事な感覚だと言い聞かせておくことにする。
色々書こうと思うのだが、ネタバレしないように書くのはいつも通り難しいので、このくらいでやめておく。
最後に、邦画では久々に見終わった後に原作が読みたいと思った作品だった。前にそう思ったのはいつか忘れてしまったが。このあと、書籍を購入しようと思う。